小学校のプログラミング教育ってどんなことをしているの?
最近小学校では、プログラミング教育が盛んに行われています。
このような教育が行われるようになったきっかけは、これからはIT社会がより一層広がっていくため、子供たちがそれに対応できるようにするためです。
そのような事実を知っている人は多いですが、実際にどのような内容の教育が行われるかまで詳しく知っている人はあまりいません。
そこで、小学生のプログラミング教育の内容を見ていくと学年によってその内容は大きく異なります。
小学4年生のプログラミング教育は社会科
この学習がスタートするのは、小学校4年生からです。小学校4年生では、社会科で利用しています。
社会科の中でも、地理的環境や国土の面積あるいは人口といった特徴を組み合わせてそれぞれの都道府県を見つける内容です。
例えば、人口が13,000,000人で気温は温暖湿潤気候そして面積は都道府県の中でもかなり小さいとなれば、東京都が当てはまるわけです。
このように、一つ一つ条件を確かめながら都道府県を選んでいくため、覚えやすいといえます。
小学5年生のプログラミング教育は算数の図形
5年生で学習する内容の1つは、算数の図形になります。
5年生の算数になると、図形も直角二等辺三角形や正三角形だけでなく正多角形などの学習も行います。
これらの書き方を覚えて、立体的な内容を頭に入れることもできるでしょう。
特に女子生徒は、展開図が弱い傾向にあるためプログラミングを学習する中でこの展開図に慣れていき、苦手分野を克服するメリットがあります。
それに加えて、図形の性質を知ることも可能です。円柱と円錐の違いのように一見似ているけども微妙に違うものなどもプログラミングを学習する中で学ぶことが可能です。
小学6年生のプログラミング学習は家庭科
小学校6年生になると、家庭科などでもプログラミングを用いる傾向があるでしょう。
例えば、ご飯を炊くために必要な内容をプログラミングしていき、ご飯を炊く流れを学んでいくわけです。こ
のように、日々の食生活や家事などをプログラミングに導入することでより身近な事でもコンピューターを使って表すこと可能とわかるわけです。
一方理科に関しては、例えば電気の流れや発電、蓄電といった内容に関してのプログラミングを行い、その理解を深めていきます。
今まで机上の空論だった内容も、自分で手を動かすことによりより深く中身を知ることができるわけです。机の上での勉強と合わせて行えば、多角的に物事を見る力が養われます。
4年生から6年生までの共通の学習内容を見ていくと、音楽などが考えられます。音楽のリズム等をプログラミングすることでまとまりのある音を作り出すことができます。
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